宇奈月温泉の源泉は7km上流の黒薙にあります。

 品名 混合さく井水(宇奈月温泉 第1、2、4、5、6、7、9、11号井 自噴泉)

   <鉱泉中分析試験>

   <試験室における試験成績>

陽イオン mmg 陰イオン mmg 非解離成分 mmg
ナトリウムイオン 135.00 塩素イオン 105.90 メタケイ酸 151.00
カリウムイオン 6.03 臭素イオン 0.40 メタホウ酸 6.48
リチウムイオン 0.60 フッ素イオン 8.11 非解離成分計 157.00
カルシウムイオン 12.20 硫酸イオン 33.90 溶存物質計 615.00
マグネシウムイオン 0.23 炭酸水素イオン 155.60 溶存ガス成分  
    硫化水素イオン 0.21 遊離二酸化炭素 3.90
        溶存ガス成分計 3.90
        成分総計 619.00
        その他微量成分  
        0.022
        マンガン 0.027
陽イオン計 154.00 陰イオン計 304.10 ヒ素 0.022

<適応症>
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ
くじき、慢性消火器病、痔症、冷え症、病後回復、疲労回復、健康増進

上記分析試験の成績によれば、本さく井水は温泉法(昭和23年法律第125号)第2条
に規定する温泉規格に適合し、その泉質は、単純泉(低張性、弱アルカリ性、高温泉)
に帰属するものと認められる。
(分析者:富山県衛生研究所)



温泉とは

温泉の定義を教えて下さい

 温泉と呼べるのは、地中から涌出する物で、次の一つ以上に該当する物のことを
 指します。
  • 源泉温度が25度以上である。
  • 1Kg中の溶存物質(ガス以外)が1000mg以上ある。
  • 1Kg中に温泉法で指定された物質一つ以上について、それぞれの物質毎に設定された基準値以上を含有する。

 ですから、人工的に薬品を調合した物や、海水などは温泉とは呼びません。
 また逆に、上記の成分を含んでいれば、鉱泉や冷例泉でも立派な温泉なのです
 ただし、温泉を水で薄めているようなところもたまにありますので、注意が必要です。


温泉の正しい入り方

温泉の正しい入り方はあるんですか。

 温泉に入った後はぐっすり眠れる。
 これは、さっぱりとして気持ちよくなったからという理由だけではありません。
 入浴にはかなりのエネルギー(温度40度の湯に20分間の入浴では、なんと約200キロ
 カロリーを消費!)が必要なのです。
 ですから、誤った入浴法は危険なので以下の点にはご注意をいただき、快適な温泉
 タイムをお過ごし下さい。

 【入浴】 
  • 長旅後は休憩をし、疲労をとる。
  • 温泉に入るときは、十分にかけ湯をし体をお湯に慣らす。(貧血の原因、急激な血圧変化により思わぬ事態を招くことも)
  • 空腹時の入浴は避ける。(貧血状態を招きやすい)
  • 食事直後の入浴は避ける。(温泉の刺激により皮膚表面に血液が集中し、胃が食物の消化に必要とする血液が届かず消化不良の原因に)
  • 飲酒直後の入浴は避ける。(一番事故が起こりやすいのでやめましょう)
  • 入浴回数および、入浴時間は体調に合わせて適度に。
 【回数の目安】
  • 健康な方……1日2回〜3回
  • 高齢者、乳幼児、体の弱い方……1日1回〜2回
 【時間の目安】
  • 熱めの湯……10分
  • ぬるめの湯……20分〜30分
  • 重度の動脈硬化症の方、高血圧の方、心臓病の方は42度以下の湯が好ましい。
 【入浴後】
 肌に付いた水滴は洗い流さず、タオルで押さえる程度にする。(温泉の成分が肌に浸
 透するので洗い流すと成分が体内に吸収されない。ただし、肌の弱い方は湯ただれを 起こしやすいので洗い流した方がよいでしょう)
温泉の種類と効能
 温泉は、その含有成分によってさまざまな泉質に分けられます。そしてその効能や特質もさまざま。ここではおおまかな目安を御紹介いたします。
  • オールマイティーな塩化物泉、単純泉
  • とりあえず、温泉気分の硫黄泉
  • 強烈な温泉で湯治気分の酸性泉、鉄泉
  • 美容にいいのは重曹泉、重炭酸土類泉
  • 飲泉で体の中からリフレッシュ!硫酸塩泉、明礬泉
  • 冷泉で温泉の不思議体験はいかが?ラジウム泉
 <それぞれの泉質の特徴>
  • 日本に一番多いのは塩化物泉です。塩の力で身体があたたまり、リューマチや冷え性、外傷など効能もさまざま。
  • 二番目に多い単純泉は無味無臭で、肌の弱い人や高齢者にも向いています。
  • 硫黄泉は独特のいかにも温泉らしい!という匂い。動脈硬化に効果あり。
  • 酸性泉、鉄泉は、ちょっと刺激が強いけれど、リューマチなどに効く豊富な成分を含んでいます。
  • 肌をなめらかにする作用があり、別名「美人の湯」ともいわれるのは重曹泉
  • 同じく美肌作用がある重炭酸土類泉は、入浴後に清涼感があるため「冷の湯」とも呼ばれています。
  • 外国で飲用として有名なのが硫酸塩泉明礬(みょうばん)泉。
  • 礬泉は粘膜の炎症に効くため、「目の湯」との別名もあります。