早朝ウォークで見つけた山野草【芒(ススキ)】

susuki00.jpg
 芒が伸びてくると夏の雲から秋の雲に変わってきます

susuki01.jpg
 宇奈月の深山の秋の深まりを感じさせる【芒(すすき)】

芒は、日本全土で見られるイネ科のごく普通の多年草です。
宇奈月温泉では大原台(宇奈月温泉スキー場)がススキの草原です。
芒の穂を動物の尾に見立てて尾花ともいいます。

芒は、,秋の七草のひとつで十五夜の月見には、萩とともに欠かせません。
収穫物と一緒にお供えするのは、収穫物を悪霊から守り、豊作を祈願する意味があるそうです。

芒は、萱葺屋根の屋根材として使われていました。
故に芒の草原は、萱場として大切に守られ、雑木の侵入を防ぐために一年に一回、野焼きが行われました。
さらには、家畜の餌としても使われましたので、身近な植物でした。

銀色に輝く芒の穂が、秋風に吹かれて揺れる様は、自然を愛しむ心を動かします。

越中おわら「風の盆」の男踊りの中に、芒がなびく所作があります。
胡弓が奏でる哀愁をおびたメロディーと相まって寂しさが伝わります。

山野草を楽しめる宿 延楽