早朝ウォークで見つけた山野草【水引(ミズヒキ)】

mizuhiki.jpg
 鮮やかな赤に染まった【水引】

水引は、宇奈月温泉の山道の縁によく見かけるタデ科の多年草です。
茎がまばらに分岐し、花穂を伸ばして花径4mmほどの小花を総状につけます。

小花をよく観察すると、花柄に節があり花は横むきに咲き、花被片は4か所深裂し、上の3個は赤で下の1個は白くなっています。
このように、開花の色彩が紅白なので水引と名付けられたようです。

子供の時、水引の実がよくズボンにつき困った記憶があります。
種につて調べてみると、水引の実は痩果に属します。
広辞苑によれば痩果とは「植物の果実で、閉果の一種。小型で熟しても裂開せず1種子を持ち、全体が種子のように見える。」とあります。

水引の痩果は花被片に包まれて熟し、鉤状になった花柱が残り、これが動物の毛に絡み広範囲に広がるようです。

この小さな花を通して、種族保存のメカニズムを自然界の中で興味深く見ることができます。

山野草が楽しめる宿 延楽