早朝ウォークで見つけた山野草【溝蕎麦(ミゾソバ)】

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  谷間一面に咲く【溝蕎麦(ミゾソバ)】

溝蕎麦は、宇奈月温泉の山路や谷間などに、一面に咲き群落を作ることが多いタデ科の一年草です。

宇奈月温泉スキー場の溝沿いに多く見られます。
花は穂先に頭上の花穂を出し、10個ほどの米粒のような形の小花を集めて付けます。

茎に下向きの棘があり、わさると痛いので要注意。

色は、淡紅色、緑色、白色など変化に富み花弁はありません。
花と葉の形が蕎麦に似て、溝などの湿った所に群生するので、この名前がついたようです。

吾亦紅、糸ススキ、水引等の割と細長い山野草を、沢山取り合わせて生けるのが私の好みです。

山野草が楽しめる宿 延楽

早朝ウォークで見つけた山野草【胡麻菜(ゴマナ)】

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 山道など普通のところで見れる【胡麻菜(ゴマナ)】

胡麻菜は、宇奈月温泉の山地や道端などに普通に生えるキク科の多年草です。
9月から白い花をつけ、高さは1mから1.5mぐらいに育つ、大型の美しい植物なのでよく目立ちます。

葉の形が胡麻の葉に似ているところから、胡麻菜と名付けられたようです。
若菜は香りが楽しめ、茹でておひたしにしたり、そのまま天婦羅として食すことができます。

晩秋は、沢山の花をつけた胡麻菜が目立ちます。
2番花を見つけ出し、芒などと生けると名残りの秋を楽しむことができます。

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早朝ウォークで見つけた山野草【晒菜升麻(サラシナショウマ)】

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  山中に咲く純白の【晒菜升麻(サラシナショウマ)】

晒菜升麻は宇奈月温泉の低山から高山に広く分布するキンポウゲ科の多年草です。
早いものは9月の初めから咲き、山鳥兜と同時に咲き始めます。
沢沿いに鳥兜の青と晒菜升麻の純白が秋の青空の下、風に揺れている様は自然が作り出す最高の芸術です。

名前の由来は若い葉を煮て水で晒して食べるところからきています。
キンポウゲ科の植物はアルカイロイドを含んでいる毒性の物が多い中、最初に食した人の勇気に感服します。
実は、漢方の升麻はこの地下茎からとり、古くから解毒、解熱用として用いられました。

私は、古い青磁の花入れに鳥兜と共に好んで生けます。
葉の形が実に見事です。

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早朝ウォークで見つけた山野草【御山竜胆(オヤマリンドウ)】

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 崖淵にひっそり咲いている【御山竜胆(リンドウ)】

御山竜胆(オヤマリンドウ)は、宇奈月温泉の山野に生えるリンドウ科の多年草です。

低山では赤土の山の斜面で、適度に日が当る場所を好みます。
斜面ではやや下向きに茎が伸び、蕾から花になるに従って太陽に向かって茎頂が上に向きます。
花は日が当たると開き、夜や雨の日は閉じます。
竜胆の葉は、披針形で主脈がはっきりしているのが特徴です。

高山や亜高山では、茎が直立して花は小振りになり、葉は少し厚めになり主脈が白く目立つようになります。

根はまだ味わったことはないですが、茎は胆汁のように強烈に苦いところから竜胆(リュウタン)と名付けられたと聞きます。
この苦さを健胃薬として用いられたようです。

秋の高原には、松虫草とともになくてはならない山野草です。

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