車花(クルマバナ) シソ科

車花は、宇奈月の山野の草地に生えるシソ科の多年草です。

葉は対生し、狭卵型で鋸歯があり基部には短い二枚の葉柄があります。

茎は、シソ科特有の箱型で直立し、枝先に断続的に輪生する花穂を作って、淡紅色の唇花形をつけます。

蕚も紅紫色を帯びることが多く、開出毛という茎に直角に伸びる細い毛が多くあります。

花冠は筒状で、開口部は2裂し、下唇は3裂しています。

雄しべは4本あり上唇側の2本だけが長くなっています。

河原撫子と取り合わせて籠の掛け花に活けると、初夏の風情が楽しめます。

梅花空木(バイカウツギ)  ユキノシタ科

梅花空木(バイカウツギ)は宇奈月の岩石地に見られるユキノシタ科の落葉低木です。

枝先に総状の集散花序をだし、白く清楚で芳香のある花をつけます。

4枚の花弁は重なり合い先端部がわずかにくぼみ、梅花を思わせる品の良い花です。

枝は又状に横に広がり、葉は対生して卵型で3本の葉脈がはっきしているのが特徴です。

茎には白い綿のような髄が詰まっていて、これを取り除かないと水揚が困難です。

最近、園芸品種のセイヨウバイカウツギや白花で八重咲きのヤエセイヨウバイカウツギが多く見られます。