黄鶯睍睆(うぐいす なく)

<富山湾の毛蟹>

2月9日から七十二侯は「黄鶯睍睆(うぐいす なく)」で二十四節気「立春」の次侯にあたる。山里に春を告げる鶯が鳴く頃と言う意味。

睍睆とは声の美しい様子を表す畳韻の擬態語。畳韻とは韻が同じ漢字2文字を重ねることとある。今年は立春に春一番が吹いて春めいてきたが、昨日から大陸からの寒気団が南下し、冬に逆戻り。しばらくは寒い日が続くようだ。冷え込みが厳しくなると脂がのった寒ブリの水揚げが多くなる。

蟹も一段と旨くなり、本ズワイガニの他に紅ズワイ蟹、毛蟹も味わえる。特に毛蟹のボイルは独特の甘みがある。とにかく冬の富山湾の魚は身がしまり格別の旨味がある。のどぐろ、アラ、赤いか等の刺身は延楽特製の煎り酒にワサビを少々合わせて頂く。地酒がすすみそうだ。