水木(ミズキ) ミズキ科

<葉は下向きで謙虚な姿勢>

水木は宇奈月の山地に普通に見られるミズキ科の落葉高木です。幹は直立して大きく伸び、枝はテーブル状に水平に張り出します。

葉は長柄単葉で全縁です。全縁とは鋸歯状の切れ込みのない葉のことです。葉は枝先に集まって互生し、下面は白色を帯びて細毛があり、ほとんどの葉が下向きになります。

小枝の散房花序に花弁が4個の白色の小花が多く開きます。枝を切ると水がしたたり落ちるので名前の由来となっています。

蚯蚓出(みみず いずる)

<新緑の黒部峡谷・出し六峰>

5月11日から七十二侯は、「蚯蚓出(みみず いずる)」で二十四節気「立夏」の次侯にあたる。夏に向うにつれ、土の中から蚯蚓(ミミズ)が這い出してくる頃と言う意味。

今まで冷気を含んでいた朝の風は、立夏ともなると爽やかな風になり、宇奈月は今まさに新緑の季節本番。春の陽射しは少しずつ力を増し、萌葱色の草木も日一日と緑が濃くなる。雪を纏った黒部の山々と里山の新緑が最も美しい頃である。

黒部峡谷鉄道のトロッコ電車の車窓から新緑の黒部峡谷の景色が堪能できる。出平を過ぎるとダムによってできた湖が広がる。そこに映り込むのは雪を残した出六峰。残雪の多い黒部ならではの景色である。