大雨時行(たいう ときどきにふる)

<雪解け水が流れ込むうなづき湖>

8月2日から七十二侯は、「大雨時行(たいう ときどきにふる)」で二十四節季「大暑」の末侯。

梅雨が明けてからも、 山にはまだ薄暗い雨雲が立ち込め、今にも激しい雨が襲ってくるようだ。 入道雲が湧き上がるようになれば夕立の合図。 大雨が大地を洗い流し、しばし夕暮れの涼を与えてくれる。

黒部峡谷は、涼を求めるお客様で賑わう。トロッコ電車は、ゆっくりと宇奈月駅を出発する。先ず目に入るのがエメラルドグリーンの「うなづき湖」。 2001年に完成した宇奈月ダムによって湛水されてできた湖である。

黒部峡谷は八千八谷と呼ばれ、谷や沢が多い。 湖には急峻な山から流れ出た雪解け水が、満面に湛えられている。峡谷がもたらす川風は、冷を含み爽やかである。