天地始粛(てんち はじめてさむし)

<上新町・御座敷踊り>

8月28日から七十二侯は、「天地始粛(てんち はじめてさむし)」で、二十四節気「処暑」の次侯にあたる。

粛には、鎮まるとか弱まるとか縮むという意味あり、ようやく暑さが鎮まる頃という意味。立春から数えて二百十日は9月1日にあたる。台風の多い時期でもある。実った稲穂を強風から守るために、風を鎮める祈りの踊りが行われる。越中八尾の「風の盆」である。

9月1日から9月3日までの三日三晩、哀愁を帯びた鼓弓の音色に乗って街流しが行われる。踊りは、農作業の所作で組み立てられ、八尾、上新町では町内の通りを使って大輪踊りが行われる。地元の踊り手の後ろについて所作を学のも、おわらを知る方法の一つでもある。

8月20日から8月30日までの毎日、11の町内が各自持ち回りで前夜祭を行う。今年の初日は天満町で、一足早く担当の町内の街流しや輪踊りが鑑賞できて、本番とは違った情緒を味わうことができるので、お勧めである。

山辛子(ヤマガラシ) アブラナ科

<岩場に黄金色が輝く>

山辛子(ヤマガラシ)は、宇奈月の深山の湿性のガレ場に自生するアブラナ科の多年草です。

茎は直立し、高さ20~50cm位で、上部で分岐します。根葉や茎基部の葉は、頭大羽状に深裂互生し、上部の葉は広楕円形で基部が広くなって茎を抱きます。上葉の縁には波状鋸歯があります。茎頂に総状花序をだし、黄色の十字状の花を美しく咲かせます。