山茶始開(つばき はじめてひらく)

<湯鏡に映る錦秋の峡谷>

11月8日から二十四節気は「立冬」に入る。暦の上では冬の到来であるが、宇奈月温泉周辺の紅葉が最も美しく映える頃だ。

七十二侯は、「山茶始開(つばき はじめてひらく)」で二十四節気「立冬」の初侯にあたる。太陽の気配が弱くなり、山茶花が咲き始める頃という意味。黒部の山々は、新雪で雪化粧をして、黒部の三段染めを楽しめる頃を迎える。露天風呂の湯鏡に「錦秋の峡谷」が色濃く映り込む。

山の緑が消え紅葉や落ち葉が多くなると北西からの強い風が吹くようになる。本格的な冬の到来である。富山湾では、冬の味覚ズワイガニ漁が6日から解禁となった。漁はこれから年末にかけてピークとなり、雄が3月20日まで、雌は1月20日までとなっている。

湯量豊富な美肌の湯とズワイガニは、冬の宇奈月温泉の最高の取り合わせである。