深山寒菅(ミヤマカンスゲ) カヤツリグサ科

<林の斜面に多く見られる>

深山寒菅(ミヤマカンスゲ)は、宇奈月の山地の樹林内に生えるカヤツリグサ科の多年草です。根茎はやや伸長して叢生します。 宇奈月のような多雪地では、伸長した根茎が数年分残り放射線状に株が繋がります。

葉の基部の葉鞘は、紫褐色で光沢があります。葉は、幅5ミリ前後の線形でやや柔らかく、光沢のある濃緑色で縁はわずかにざらつきます。開花時期は4月から6月ごろ、小穂を直立させて上部に雄花を沢山つけます。

木五倍子(キブシ) キブシ科

<早春の宇奈月谷で開花するキブシ>

木五倍子(キブシ)は、早春の宇奈月谷でよく見かけるキブシ科の雌雄異株の大形落葉低木です。藤のような花序に黄花が付くので黄藤(キフジ)ともいいます。

前年の秋に枝の葉腋から総状花序をたらし、出葉前の4月ごろに一面に開花します。花は鐘形で雄花は淡黄色で雌花はやや緑色を帯びています。和名は、秋に熟す緑黄色の果実を染料の原料である五倍子(フシ)の代用として使ったことに由来します。朝山歩きをすると自然の息吹が感じられます。

七寸皿・仁清色絵雪月花

<鮑香煎揚>

鮑の美味しい季節になりました。お薦めは鮑香煎揚です。雅膳の一皿です。柔らか煮とは違う甘さが味わえます。今が旬のアスパラの素揚げを添えて、お召し上がりください。

季節の器は、「七寸皿・仁清色絵雪月花」です。金彩で雪輪、赤絵で桜、皿全体を月に見立て、縁に金彩の雲をかけてあります。