祥瑞一閑人向付

<祥瑞の鉢の写し>

蓋置、火入などで、小さな人形が一つ、内側をのぞくような姿でつけられている意匠のものを一閑人といいます。人形を閑人に見立てた説もありますが、井戸を看る意味の「井看人」とも書きます。

雅膳に使う向付の一皿に「祥瑞一閑人向付」があります。明時代(17世紀)の景徳鎮で焼かれた祥瑞の鉢に、見込み口返に一閑人が付いているものがあります。これは、それの写しであると考えられます。