緑交趾笹形皿

<鮎で黒部川を味わう>

富山県内の主な河川の鮎釣りは、16日に一斉に解禁となりました。黒部川は雪解水で水温が低いため、鮎は宇奈月温泉までは遡上しません。従って黒部川扇状地の扇頂部の愛本より下流で釣ります。今年は天然鮎の遡上が遅いので、まだまだ数が少ないようです。初物を炭火で時間をかけてじっくりと焼き上げます。

季節の器は、「緑交趾笹形皿」です。鮮やかな緑釉に蓼と鮎が美しく映えます。

夏灯台(ナツトウダイ) トウダイグサ科

<形状が最も面白い花>

夏灯台(ナツトウダイ)は、宇奈月の杉林等の林中に生えるトウダイグサ科の多年草です。 

茎は紅色を帯びて切ると白い汁が出ます。葉は先の丸い披針形で互生しまが、茎頂で5枚の菱状長楕円形の葉を頂生し、そこから5本の枝を出します。更に枝は二股に分岐し、2枚の広卵状三角形の苞葉を付けその間に小さな盃状の花序をつけます。苞葉(ほうよう)とは、花の下に位置し葉の変形したもので芽を保護する役割を果たします。

夏灯台は非常に複雑に入り組んでいるように見えますが、よく見るとそこには自然界の中で造られた規則正しい造形が見られます。 有毒植物ですが、根茎は薬用となります。