染付桃文小鉢

<白海老昆布締め>

雅膳の強肴は、白海老の昆布締めです。富山県は昆布の消費量が日本一で、家庭料理でも昆布はよく使う食材で、常に身近にあります。北海道の昆布漁場の開拓にも、多くの富山県人が携わっていました。北前船の就航も大きく影響しています。故に富山ならではの昆布料理や加工食品などの食文化が根付きました。

季節のうつわは、「染付桃文小鉢」です。桃は古くから邪気を祓う力を持つ霊木として、実は不老不死の食べ物として、大切にされてきました。中国思想で考えると桃文は、吉祥文となります。

硝子青縞平向付

<吹きガラスの皿>

会席料理の途中で、酢の物で少し落ち着くのもいいものです。これから出てくる料理への期待を込めて、今までの味を調えます。雅膳の一皿は、「水蛸の湯引き」です。

季節のうつわは、「硝子青縞平向付」で、吹きガラスで極限まで薄く仕上げてあります。器の効果で涼やかな雰囲気になります。

紅葉唐松(モミジカラマツ) キンポウゲ科

<深山の落葉樹林内に咲く紅葉唐松>

宇奈月の亜高山帯の湿った谷筋に生える、キンポウゲ科の多年草です。

地下茎を出して繁殖しますので群生します。根出葉はい1~3個で長い柄がり、葉身は円形から半円形で7~9裂し複雑な形になります。上部の茎葉は小形で柄が短くなっています。茎の先に散房花序に花をつけ、花弁はありません。

葉が紅葉手になっているのと、白色の花糸を唐松に見立てたのが名前の由来です。