
早春の大形のど黒は、脂が乗ってきます。しゃぶしゃぶも美味しいですが、焚き合わせも地酒に合います。やさしく小紋で包みます。
季節のうつわは「着彩網目花小紋蓋向」です。網目文とは線描きで網の目を描いた文様で、中国の明末の古染付の影響を受けています。19世紀に入ると網目に魚文や桜、菊などの花文を散らしたものが出てきました。
早春の大形のど黒は、脂が乗ってきます。しゃぶしゃぶも美味しいですが、焚き合わせも地酒に合います。やさしく小紋で包みます。
季節のうつわは「着彩網目花小紋蓋向」です。網目文とは線描きで網の目を描いた文様で、中国の明末の古染付の影響を受けています。19世紀に入ると網目に魚文や桜、菊などの花文を散らしたものが出てきました。
落葉樹の冬の姿は、厳寒の環境に耐えている時の姿です。冬を迎える時、一斉に葉を落とし、来るべき春に備えて瑞々しい生命の息吹を宿しています。
その象徴が冬芽です。樹木の種類により特徴が出ています。冬芽には様々な名称がつけられています。枝の先端に付いている芽は頂芽で、枝の横から出る芽が側芽です。更には葉や枝になる芽が葉芽、花の咲く芽が花芽です。冬芽の形や付き方で樹木がわかります。
檀香梅の冬芽は、魚の鱗のような芽鱗に特徴が出ています。落葉樹の中で逸早く花を咲かせます。黄色の小さな花を枝に無数に付けます。葉や枝に芳香があるので白檀(ビャクダン)の漢名の檀香が付けられています。