山榛の木(ヤマハンノキ) カバノキ科

<うなづき湖畔に多く見られる>

山榛の木(ヤマハンノキ)は宇奈月の沢筋やうなづきダム湖周辺に自生するカバノキ科の落葉高木です。

高さは、約15mにもなり、葉は互生し単葉、有柄で葉裏には毛がありません。毛が多くある物は、毛山榛の木で見分けが難しいです。葉身は広楕円形で縁に浅い欠刻状の重鋸歯があります。

花は、3月から4月に葉が開く前に咲かせます。雄花序は枝先の葉腋に尾状花序を2から4個つけ、雌花序はその下に3から5個付け、秋には紫褐色で楕円形の球果を付けます。冬には熟し松かさ状の果穂になります。

染付蕎麦猪口

<味わいのある蕎麦猪口>

富山湾の春の味覚といえばホタルイカと白海老です。ホタルイカは連日豊漁で市場が賑わっています。釜揚げにするとたっぷりの内臓で、大きく膨らみます。お酒のあてに酢味噌でいただきます。地酒、純米吟醸「林」が合います。

季節のうつわは「染付蕎麦猪口」で、永楽保全の作品です。いい色合いの染付で小鉢替わりに使います。