土潤溽暑(つちうるおうて むしあつし)

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<見頃を迎えた球紫陽花(タマアジサイ)>

7月28日から七十二侯は、「土潤溽暑(つちうるおうて むしあつし)」で二十四節気「大暑」の次侯にあたる。溽暑(じょくしょう)とは湿気が多く、蒸し暑い状態のことを表す。梅雨の湿気を帯びた大地に、強い日差しが照りつけて蒸し暑くなる頃という意味。

今年は昨年より15日遅く、7月24日に梅雨が明けた。毎日猛暑が続く中、雪解けが進み、黒部の山々の雪形は、日々小さくなる。

黒部川の水量は例年に比べると少なく、宇奈月ダムからは水が流れていない。黒部川本流の流れは、ダム直下にある宇奈月発電所の発電機を廻し終えた水が放出され、川の流れを作っている。

早朝の山から吹き下ろす風は冷たく心地良い。やまびこ遊歩道の球紫陽(タマアジサイ)が見頃を迎えた。雨上がりの薄紫の紫陽花は、幾分かの涼しさを与えてくれる。つぼみの形が球状なので名前の由来となっている。