橘始黄(たちばな はじめてきばむ)

<寒ブリの造り>

12月2日から七十二侯は「橘始黄(たちばな、はじめてきばむ)」で二十四節気「小雪」の末侯にあたる。

師走に入り、橘が黄金に輝く実をつける頃という意味。

橘とは蜜柑や柚子などの食用になる柑橘類の総称でもある。

宇奈月ダムから見る山々の稜線は白く輝いている。

12月1日、富山湾で水揚げされブランド魚「ひみ寒ぶり」の出荷宣言が出された。

昨年より1日早く、氷見漁港では丸々と太った695匹の水揚げがあった。

いよいよ寒ブリの旨いシーズンの到来である。

例年この時期は「ブリ起こし」の季節で、天地を轟かす雷が鳴るのに今年は全く聞こえない。

寒気の南下が弱く大気が比較的安定しているからである。

故に11月に強い北風が吹く日が少なく、宇奈月周辺の紅葉も長持ちしている。

紅葉と寒ブリと「勝駒」純米吟醸の取り合わせも味わい深い。