染付獣面兜形向附

<富山湾の毛蟹>

紅津和井蟹、津和井蟹は4~8月は禁漁期間です。富山湾では毛蟹が水揚げされますので、その間美味しくいただけます。黒部の山菜を添えて。 

季節の器は、「染付獣面兜形向附」です。名前の由来の通り兜の形です。染付の色合いと書き込みがしっかりしています。

高麗色絵八ツ橋蓋向

<のどぐろと春野菜の炊合>

富山湾の生地沖で獲れる、のど黒は大きくて脂がのっているので人気があります。 刺し網で丁寧に水揚げするので味は格別です。のど黒と春野菜の焚合せは 「延楽・のど黒会席」の一品です。

盛りつける季節の器は「高麗色絵八つ橋蓋向」です。菖蒲が金彩の縁取りで、華麗に描かれています。明治初期にアメリカ人のビーゲロ等を魅了してやまなかった京焼です。

渕赤七宝紋皿

<山菜とホタルイカの天婦羅>

宇奈月の野山は、山菜取りの季節になりました。残雪が融けだすとワラビやウド、コゴミゼンマイ、タラノメ、ススタケ、ウルイなどが現れます。山菜の苦みは、油で揚げることによって食べやすくなります。ホタルイカのワタは油で揚げると格別のうまみが出ます。春の香りを天婦羅でお楽しみください。

季節の器は、「渕赤七宝紋皿」です。白磁に赤の彩色が映えます。

角向附・乾山写色絵瓔珞紋

<地鱒の握り>

桜の花が咲き始めると、富山湾から地鱒(桜鱒)の遡上が始まります。地元では桜鱒を地鱒と言って大事に取り扱っています。地鱒は、黒部川を遡上すると夏の期間は渓流の深い淵に潜み、紅葉が始まると支流で産卵します。

延楽・雅膳の一皿は、地鱒の握りです。 季節の器は「角向附・乾山写色絵瓔珞紋」です。