丸葉満作(マルバマンサク) マンサク科

<先ず咲く花>

丸葉満作(マルバマンサク)は、宇奈月の山地に生えるマンサク科の落葉低木です。
日本海側に多く分布します。

残雪多い山の斜面でひっそりと細い花を咲かせます。
花は、花弁が4枚で黄色く細長いひも状です。
萼は、赤褐色で花全体が周りにとけ込んで見つけずらいです。
雪の重みで曲げられても折れない粘りの強い材は、地元では和カンジキに用いられてきました。雪国ならではの知恵です。

和名は、春山にまず咲くのと葉先が丸くなっていることに由来します。
花の咲く頃は、葉がまだ出ていなくて、葉が開く頃は花が散っているので、両方同時に観察することができない植物です。

染付人物絵小鉢

<深い色合いの染付>

料理は、先ず小鉢からです。小鉢は小さいながらも種類が多く、何代も前から愛用しているものがあります。

季節のうつわは「染付人物絵小鉢」です。深い色合いの落ち着いた染付の小鉢で、川瀬竹春の作品です。

川瀬竹春は、川瀬竹翁の長男として1923(大正12)年に京都市で生まれました。父のもとで修業を積み1949(昭和24)年に父と共に大磯の三井別邸・城山窯に移住して祥瑞染付、赤絵などを継承し、金蘭手、豆彩、彩裏紅、染付、黄南京、青白磁、瑠璃金などの独自の作品を発表しました。

瑠璃硝子小鉢

<白海老(シラエビ)のお造り>

4月1日、白海老漁の解禁です。体長7~8cmの透明で淡紅色の小さな海老は、富山湾の宝石とも呼ばれています。地元ではシラエビ、ヒラタエビ、鼈甲(べっこう)海老と呼んでいます。

主な生息地は、富山湾の奥部に位置する新湊市の小矢部・庄川海谷、富山市岩瀬沖の神通海谷、水橋沖の常願寺海谷の3カ所だけです。海谷とは、海底の峡谷で、海底の湧水によってできたという諸説もあります。
海谷で真水が湧き出している一帯です。

料理方法は、お造り、昆布締め、唐揚げ、かき揚げ等があり、その他にそうめんの出汁にも使われます。 今回のおすすめはお造りです。

季節のうつわは「瑠璃硝子小鉢」です。透明感のある白海老は、ガラスの器を使うことによって神秘的な美しさになります。