延楽延楽

ご予約
Reservations

黒部峡谷 宇奈月温泉 延楽

延楽の蟹

今年も厳選された蟹をご用意してお待ちしております。お客様に蟹を最もおいしく召し上がっていただきたく長年改良を重ねております。最高級品質の本ズワイガ二を用いた「活蟹会席」を雪見風呂とご一緒にどうぞお楽しみください。

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ごあいさつ

お陰様で延楽は創業八十七年を迎えます。三世代に渡りお客様をお迎えさせていただきました事を大変嬉しく存じます。一期一会の喜び、時を超えて再びお迎えできる事の喜び、これからも皆様の憩いの場所となりますよう伝統のおもてなしを代々受け継ぎ、さらに進化してお待ち申し上げております。
雄大な黒部峡谷に抱かれ、どうぞごゆっくりお過ごしください。

ゆったり自分時間

お料理 cuisine

大切なご旅行に
四季折々のお料理を

代々継承された延楽の味と技の数々。そして調理長の感性が合わさり一段と磨き上げた季節のお料理をお楽しみください。
ゆったりとお部屋で召し上がっていただくのも日本のお宿ならでは。

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お風呂 spa

雄大な峡谷美と
宇奈月温泉の湯に包まれる

宇奈月温泉の湯の透明度は日本有数と言われています。
宮大工である匠の衆の手で造られた香気と光沢のある樹齢四百年の総檜の風呂露天風呂「華の湯」がございます。

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お部屋 room

峡谷に吹き抜ける心地よい風
四季の薫りと川音を間近に

全室、峡谷に面しております。快適に過ごしていただけるよう、こだわりの寝具や季節に合わせて調度品など模様替えをいたしております。

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おすすめのプラン

雅膳
-ハイグレードプラン-
雅 膳

毎日の仕入れの最高の食材で当日の献立を立てさせていただきます。

(お部屋食または個室お食事処)

春の味覚
-春の味覚-
富山湾を代表する春の味覚
「春の膳」

宝石のような薄紅色で透明な白えびとプリプリとした濃厚な肝のホタルイカはまさにこの時期ならでは。
(お部屋食または個室食事処)

杉山 和駿・丸山 美由紀 デュオリサイタル
-ENRAKU CLASSIC CLUB-
「春風の音色」

才能溢れる若き音楽家、杉山 和駿・丸山 美由紀による特別なデュオリサイタル。
(お部屋食または個室食事処)

匠膳
-ハイスタンダードプラン-
「匠膳」

季節感と創意工夫を大切に和食職人の匠の技を追求いたしました。
(お部屋食または個室食事処)

特集・イベント

  • ゆったり自分時間
  • Gurado
  • 杉山和駿丸山美由紀リサイタル
  • 春の膳
  • のど黒会席
  • 周辺観光
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季節のお便り

館主の二十四節気と七十二候

桃始笑(ももはじめてさく)

<花桃の見ごろは4月下旬>

3月10日から七十二侯は「桃始笑(ももはじめてさく)」で、二十四節気の「啓蟄」の次侯となります。桃の蕾はふくらみ、花が咲き始める頃という意味です。宇奈月温泉の桃の名所は、黒部川対岸にある花桃の小径で、開花は4月下旬頃となります。

黒部川の水力にいち早く目をつけたのは福沢桃介です。桃介は、1907(明治40)年に日清紡績株式会社を創業します。翌年に東京下亀戸に第一工場を建て、続いて黒部川の水力電気を利用して黒部川下流域の入善町に第二工場を建てる目論見をもって、1909(明治42)年に黒部川に訪れます。その後実地調査も行われ、明治43年5月に工場誘致に関する合意の調印式が東京事務所で行われましたが、経営をめぐって他の役員と対立して役員を辞任します。その結果、入善工場の計画も消えてしまいます。ちなみに福沢桃介が興した日清紡績株式会社のマークは桃です。

その後、福沢桃介は大阪送電株式会社(1919年、大正8年設立)、大同電力株式会社(1921年、大正10年設立)の社長となって木曽川水系の電源開発を進めます。大正11年に木曽川に建設した須原発電所に、ドイツから持ち帰った桃の木を植樹します。それは1本の木から3色の花を咲かせる3色桃でした。それが花桃の小径に植樹されています。現在、木曽川水系と黒部川水系は関西電力㈱が開発管理を行っております。

その後、黒部川の電源開発を提唱したのが、アメリカで活躍していた科学者・高峰譲吉でした。その命を受けた山田胖は、1917年(大正6)に黒部川の電源立地調査に入ります。そして大正8年、アルミ精錬会社である東洋アルミナム株式会社を設立して電源開発に着手します。大正12年、黒部川で初となる八太蔵発電所が完成し、その電気を使って黒部川第一発電所の資材運搬用のトロッコが運行されます。そして黒部川第二発電所、黒部川第三発電所、黒部川第四発電所と建設されていきます。

ところが八太蔵発電所は、昭和44年の黒部出水により土砂で埋まってしまいました。残念ながらその後、解体され今は何も残っていません。電源開発を語る歴史的建造物でした。山田胖が黒部川に調査に入って百年の節目を迎えたのが2017年でした。その年に関西電力から100本の三色桃が贈られ、跡地一帯に記念植樹されました。今では花桃の小径の一部となっています。そして2020年から八太蔵発電所をよみがえらせる工事が始まりました。科環境調査などで、完成が1年遅れて本年竣工の予定となっています。残念ながら開湯100周年には間に合いませんでしたが、黒部キャニオンルート開業の年になります。

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