犬蓼(イヌタデ) タデ科

<別名アカノマンマ>

犬蓼(イヌタデ)は、宇奈月の山道の縁や原野などに普通に見られるタデ科の一年草です。花や蕾が赤飯のように見えるところから、別名アカマンマで親しまれています。

茎の基部は、横に這って多く枝分けれして草叢を作ります。茎の先はやや立ち、紅紫色を帯びます。葉は互生し、披針形で葉の両端がとがり、葉先に向かってだんだん細くなります。

春から秋までの長い期間、茎の先から長さ1~5cmの花穂を出し、紅紫色の小さな花被を、密につけます。花の蕚と花冠との区別が形式的にない場合、両者を合わせて花被といいます。

「蓼食う虫も好き好き」の諺にある蓼は、河原に見られる柳蓼のことで、葉に辛味があります。犬蓼は辛味がありません。