雪見露天風呂「華の湯」

<露天風呂「華の湯」の湯鏡>

露天風呂「華の湯」は、樹齢四百年の檜を使った総檜風呂です。湯舟には雪を纏った峡谷が、湯鏡となって映り込んでいます。水墨画のような幻想的な光景が、眼前に広がります。時折木々の枝に積もった新雪が、雪煙をたてながら舞い落ちます。

黒部峡谷の雪景色を眺めながら湯に浸かる。アルカリ性単純泉は肌に優しく、湯上りも温かく湯冷めがしない温泉です。まさに至福の一時です。

雪見露天風呂「琴音の湯」

<雪に覆われた峡谷>

延楽にある3箇所の雪見露天風呂の内の一つ「琴音の湯」の檜風呂です。 対岸に琴音の滝が見えるところから名付けられました。 中川一政画伯のお気に入りの滝でした。今年は35年ぶりの豪雪で、雪を纏った山々の景色は、幽玄な水墨画の世界です。

黒部の山々と黒部峡谷の雪景色を眺めながら湯に浸かる。時折、雪が川風に運ばれ下から舞い上がってきます。まさに至福の時です。

寒椿蒔絵吸物椀

<吸物・蟹真丈>

津和井蟹(ズワイガニ)漁は、11月6日から解禁となりました。今年も延楽の活蟹料理を求めて、全国から沢山のお客様がお越しになります。 活蟹会席の吸物は蟹真丈です。極上の出汁と蟹の旨味を味わう至福の一時です。

季節の器は、「寒椿蒔絵吸物椀」で、寒椿をあしらったお椀です。雪が降が降ると寒椿の花が開きます。雪が降り積もった枝の間から赤色の花があらわれます。

仁清色絵秋草絵向付

<風にそよぐ宇奈月の山の秋草>

おわら風の盆が終わると、宇奈月温泉の周辺の山は秋草がそよぐようになります。今年のおわらは、コロナ禍で中止となり寂しい限りです。宇奈月平和観音像が建立されている、大原台公園の直下は、すすきの海原です。登山道には山萩の花が一面にこぼれ甘い香りが漂ってきます。

雅膳の一皿は、「仁清色絵秋草絵向付」です。秋の彩が楽しめる器です。何が盛り付けられるかは当日のお楽しみです。

シアター・オリンピックス

<セレネで上演された、青い鳥>

8月23日から行われている、国際的な舞台芸術の祭典「第9回シアター・オリンピックス」は、ロシアとの共同開催で9月23日まで行われる。今年から宇奈月国際会館「セレネ」は、鈴木忠志氏の粋な計らいによって会場の一つに加えられた。

カッシーナ「キャブアームチェアー」

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黒部峡谷・セレネ美術館の隠れた名品にマリオ・ベリーニがデザインした「キャブアームチェアー」があります。

背もたれからアームに至るカーブは美しくデザインされ、肘の掛け心地は抜群です。カッシーナ独自の厳しい基準をクリアーした最高級の鞣し革は使い込むほどに身体に馴染みます。

27年間使用していますが、古さが感じられません。同じものがニューヨーク近代美術館に所蔵されています。

背面の田渕俊夫先生の院展出品作「放水」と非常にマッチしています。

色絵波絵蓋向

<初夏にふさわしい器>

延楽雅膳の一皿が「色絵波絵蓋向」です。初夏にふさわしい器として、波をモチーフにした図案を加飾したものの中の一つです。これは蓋物ですが、小鉢、皿、向付、などにも絵付けがされています。

江戸時代から波、千鳥、流水など琳派で使用されたものの使われ、その他に身近な植物、昆虫に至るまであらゆるものをデザイン化して、器に取り入れられています。現在ではその写しが作られています。料理と器の妙は奥深いものがります。