閉塞成冬(そらさむく ふゆとなる)

<雪化粧が美しい延楽対岸の山々>

12月7日から二十四節気は「大雪」に入る。木々の葉はすっかり散り終え、雪の日が多くなる。

七十二侯は「閉塞成冬(そらさむく ふゆとなる)」で「大雪」の初侯にあたる。天も地も寒さで塞がれ、本格的な冬到来の頃という意味。宇奈月温泉を取り巻く山々は雪化粧。黒部川の水面近くの名残の紅葉が、季節の移ろいを感じさせる。季節は日一日と真冬へと向かってゆく。

これからの雪景色は、最も宇奈月温泉らしい風情を醸し出す。その雪景色と湯量豊富な温泉と富山湾の海の幸は、芸術家達を魅了した。延楽にゆかりのある川合玉堂、中川一政、小杉放庵、堅山南風、榊原紫峰等の巨匠の作品が館内に展示されている。峡谷に面した館は、雪を愛でるのに最も適したところである。

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