
昼顔(ヒルガオ)は、宇奈月の山路沿いの草叢に生える、ヒルガオ科の多年草です。蔓性なので他の草や低木に絡みついて伸び、漏斗状の淡紅色花を咲かせます。
その貴賓ある整った形と色合いからフランスでは「日中の美女」と称され、ジョゼフ・ケッセルの小説の題材にもなり映画化されました。あのカトリーヌ・ドノーブ主演の「昼顔」です。
名前の通り、夏の強い日差しの中でも日中に花開します。宇奈月温泉スノーパークでは、ススキやヨモギに絡みついて伸びています。
昼顔(ヒルガオ)は、宇奈月の山路沿いの草叢に生える、ヒルガオ科の多年草です。蔓性なので他の草や低木に絡みついて伸び、漏斗状の淡紅色花を咲かせます。
その貴賓ある整った形と色合いからフランスでは「日中の美女」と称され、ジョゼフ・ケッセルの小説の題材にもなり映画化されました。あのカトリーヌ・ドノーブ主演の「昼顔」です。
名前の通り、夏の強い日差しの中でも日中に花開します。宇奈月温泉スノーパークでは、ススキやヨモギに絡みついて伸びています。
素馨(ソケイ)は、宇奈月の日陰の岩場の斜面に生える半蔓性のモクセイ科の常緑低木です。
原産はカシミールの山地でシルクロードで経て中国に入り、江戸末期に清国から日本に入りました。モクセイ科の木は、芳香があるので香水の原料に使われました。和名は蔓茉莉(ツルマツリ)でジャスミンの仲間です。
葉は、奇数羽状複葉で羽状楕円形の小葉を2から4対つけます。花は、茎頂もしくは上部葉腋から集散花序をだし白色の小花をまばらにつけます。花冠の下部は細い筒状になり上部は4裂または5裂して星状に平開します。
初夏の香りを楽しむのに適した花です。
蝦夷紫陽花(エゾアジサイ)は、宇奈月の山中に生えるユキノシタ科の落葉低木です。
北海道から北陸にかけての日本海側に多く見られます。原種の山紫陽花が、豪雪に埋もれ越冬する間に変化したのではと考えられています。
葉には、葉柄があり対生し、大きな楕円形で縁には鋸歯があります。先梢に多数の青紫色の両性花を開かせ、 周りには額片が大型化した装飾化をつけます。 場所によっては、紅色の仲間も見られます。
和名は、 北海道で多く分布することに由来します。
靭草(ウツボグサ)は、宇奈月の日当たりのよい山野の草地に生えるシソ科の多年草です。
茎は、20cmから30cmで基部から葉を付けた短い匍匐茎を地表に伸ばします。匍匐茎とは地上に伏して細長く伸び、その先に芽を付ける茎のことで節から根や芽を出して繁殖します。
葉は、長楕円状披針形で対生し小さな柄があり、茎はシソ科特有の四角形です。花は、直立した茎の先に肉穂花序を出し円柱状の花穂につきます。花穂は、扁心形の苞に包まれ萼は、二唇形で上唇は一部切り取られたような切形で短い3歯があり、下唇は鋭く2裂しています。花冠は紫色で筒状二唇形で、上唇は兜状、下唇が3裂して開出しています。
和名は、花序の形を矢を入れる靫(ウツボ)に見立てたこに由来します。 夏に枯れても残るので夏枯草(カコウソウ)とも呼ばれ、生薬となります。宇奈月の高山帯では、小型の立山靫草が見られます。
燕万年青(ツバメオモト)は、宇奈月の亜高山帯の落葉樹林内に生えるユリ科の多年草です。
葉は、倒卵状長楕円形で厚みがあり根生し、万年青によく似ているので和名の由来となっています。花茎は1本立ち上がって総状に白い花をつけます。花被片は6個で夏の終わりに濃紺の実になります。
純白で清楚な容姿は、山野草の中では最も貴賓があります。
山吹升麻(ヤマブキショウマ)は宇奈月の山地林縁に生えるバラ科の多年草です。
雌雄異株で根茎は木質化し、葉は大きく2回3出状複葉に分かれ、卵型の小葉はさらに羽状に分かれています。和名は、 山吹の葉とよく似ているところに由来します。
花は、大きい円錐状総花序を作って開き、5個の花弁を付けます。 宇奈月では赤升麻、山吹升麻、鳥足升麻、更科升麻の順に開花します。
山荷葉(サンカヨウ)は、宇奈月の深山の雪解けの沢の斜面に白根葵(シラネアオイ)などと一緒に自生するメギ科の多年草です。
2枚の大きな葉が特徴で、茎の中ほどにから上につき、広腎臓形で2深裂し下面に毛があります。花は散房花序に6弁の白い花を数個つけ、水に濡れると半透明になります。開花するとすがすがしい香りがして、秋には濃い青紫色の実をつけます。
赤目柏(アカメガシワ)は、宇奈月の山野に普通にあるトウダイグサ科の落葉高木です。
春先の新芽と幼葉は、紅赤色の毛に覆われて周り新緑のなかで一際美しく映えます。成葉は紅褐色の長柄が特徴で、大きな卵円形で浅く3裂することがあり、表面は深緑色、裏面は淡緑色でよく光合成が行われています。
雌雄異株で梅雨時期に枝先に円錐花序を出して、花弁のない淡黄色の小花を穂状にたくさんつけます。果実は秋に熟し、朔果で紫黒色の種子があります。種子は高温にさらされると発芽しやすくなる特徴があるので、樹林の伐採した後や森林火災の後に一気に繁殖する先駆植物です。
名前に柏がついていますが、柏ではありません。和名は、芽が赤くカシワのように食べ物を葉に包んだり、盛り付けたことに由来します。
岡虎の尾(オカトラノオ)は、宇奈月の陽当たりのいい原野に自生するサクラソウ科の多年草です。
地中に長く地下茎を伸ばして増えていきます。葉は長楕円状披針形で、先端は尖り互生します。花は、茎の上部に一方に傾いた総状花序をつくり、多くの白い花を密に付けます。花冠は5片に裂けています。
和名は花穂を虎の尾に見立てたことに由来します。
岩絡(イワガラミ)は、宇奈月の山地に普通にあるユキノシタ科の落葉藤本です。幹から多数の気根を出して、樹木や岩などに絡みついて成長します。
葉は対生し赤みのある長柄があり、葉身は長さ5cmから10cmの広卵形で先は細く尖り縁には荒いやや不規則な鋸歯があります。花は、5月から7月にかけて新枝の先に集散花序を形成し、5弁の白く小さい両性花を多数開かせます。周囲には数個の装飾花があり、白く大きい萼片が1個、花弁状につきます。
蔓紫陽花(ツルアジサイ)は、生態的にも形態的にもよく似ていますが、萼片が4個つくので区別がつきます。大樹に絡みつく様は、樹木全体に白い花が咲いたようで華やかになります。