鬼胡桃(オニグルミ) クルミ科

<宇奈月の谷筋に多く見られる>

鬼胡桃は、宇奈月温泉の宇奈月谷沿いに多く見られるクルミ科の落葉高木です。種の表面の模様が鬼の顔に見えるところから、名前の由来となりました。

雪解けの時期に若葉と共に付き、雄花雌花が別々で、緑色で垂れ下っているのが雄花穂です。 雌花穂は若い枝の脇に赤く直立するので、観察しずらいです。 秋には脂油の多い果実が熟します。 幹は木目が美しいところから家具材として使われています。

宇奈月では、細い葉の沢胡桃も多くみられます。縄文遺跡からクルミが出土することがありますので、当時から保存食として使われてたことがわかります。

雪椿(ユキツバキ) ツバキ科

<落葉樹林内で開花する雪椿>

雪椿は、宇奈月の山地の落葉樹林内に、群落をつくって自生するツバキ科の常緑小高木です。本州の日本海側の多雪地帯に多く分布し、ツバキの亜種として取り扱われています。

宇奈月では5月ごろ、僧ヶ岳登山道の樹林内で多く見られ、樹形は降り積もった雪に押されて直立できず背が低く分枝が盛んに行われます。花は平開 するので藪椿と見分けがつきます。木々を覆う雪が解けると赤い花を付け、残雪の白に美しく映えます。