半夏生(はんげ しょうず)

<宇奈月ダムの排砂ゲートから土砂が出される>

7月2日から七十二侯は、「半夏生(はんげ しょうず)」で二十四節気「夏至」の末侯。半夏という薬草が生える頃という意味。

半夏は烏柄杓(からすびしゃく)で、サトイモ科の多年草。花茎の頂きに仏炎包をつけ、中に肉穂花序を付ける独特な形をしている。宇奈月の山で見かける座禅草、水芭蕉、蝮草なども仏炎包を有し肉穗花序を付けている。仏炎包とは仏像の光背の炎形に似ているため。

この頃に降る雨は、半夏雨(はんげあめ)と言われ、大雨になることが多い。梅雨前線が日本列島に停滞するこの時期に、宇奈月ダムでは増水を利用して堆積した土砂を吐き出す排砂が行われるが、今年は1回目が6月16日から6月18日まで、2回目が7月1日から7月2日に行われた。上流のダムと連携排砂される。

7月1日は北アルプス・立山の夏山開き。みくりが池周辺では高山植物の見頃を迎える。夏山のシーズン到来である。

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