蟄虫坏戸(むしかくれて とをふさぐ)

<1997年院展出品作:放水(黒部ダム)>
令和記念特別展「田渕俊夫 至極の日本画」より

9月28日から七十二侯は「蟄虫坏戸(むしかくれて とをふさぐ)」で二十四節気「秋分」の次侯にあたる。すだく虫たちが土の中にもぐり始める頃という意味。虫たちの冬支度である。秋分の日を境に日は弱く短くなる。

半年前の七十二侯は「蟄虫啓戸(すごもりのむし とをひらく)」で、冬眠していた生き物が春の日差しの元に出てくる頃という意味。蟄虫(ちっちゅう)とは地中にこもって越冬する虫のことである。

セレネ美術館で開催中の令和特別展:田渕俊夫・至極の日本画展の中に、放水(黒部ダム)がある。黒部ダムを描いた作品である。黒部ダムを極限まで縮めて、水のエネルギーを表現している優れた作品である。秋の深まりと共にお楽しみください。

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