田渕俊夫画伯の令和記念特別展も、いよいよ終盤を迎える。今回の秀作の中でもとりわけ目を引くのが、1993年院展出品作「刻」で、冬の函館山から、街の明かりが徐々にともり、日が暮れようとしている刻を捉えた名作である。
そこには、街の建物が詳細に配置され、無数の明かりが描かれている。函館山を包む、北の大地の冷え切った空気感も伝わってくる。画伯は昼から山に登り、寒さに耐えながら、明かりが少しずつ点灯していく様を捉えられた。
会期は10月14日迄。
田渕俊夫画伯の令和記念特別展も、いよいよ終盤を迎える。今回の秀作の中でもとりわけ目を引くのが、1993年院展出品作「刻」で、冬の函館山から、街の明かりが徐々にともり、日が暮れようとしている刻を捉えた名作である。
そこには、街の建物が詳細に配置され、無数の明かりが描かれている。函館山を包む、北の大地の冷え切った空気感も伝わってくる。画伯は昼から山に登り、寒さに耐えながら、明かりが少しずつ点灯していく様を捉えられた。
会期は10月14日迄。