雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)

<大きな門松>

12月31日から七十二侯は「雪下出麦(ゆきわたりて、むぎのびる)」で、二十四節気「冬至」の末侯にあたる。降り積もった雪の下で麦が芽を出し始める頃という意味。

正月は歳神をお迎えして、もてなしお見送りする行事でもある。門松は歳神様が降りてくる際の目印となるので、太くて長い竹と大松で大きく飾り付けをする。歳神様を祀る期間は「松の内」で1月1日から1月7日まで。

初詣は、宇奈月神社で。延楽から徒歩で6分、セレネ美術館の隣に位置する。昭和2年の創建で、地元の有志と黒部川電源開発を手がけていた日本電力株式会社(大正8年大阪で創業)の支援によるものである。ご祭神は、天照大神、大山祇神、大山久比神である。山の開発には大山祇神は欠かせない。手水鉢は、黒部川支流の尾の沼谷で産出した緑色の巨岩をくり貫いたものである。そこに注がれる水は、黒部の名水で甘露である。