春紫菀(ハルジオン) キク科

<日当たりのよい荒れ地に群生している>

春紫菀(ハルジオン)は、宇奈月の道端や空き地等の窒素分の多い場所に群生するキク科の多年草です。北アメリカ原産の帰化植物で、全国各地で雑草化しています。

茎の高さは30cmから80cmぐらいで、あまり分岐せずに直立しています。根元には篦型の根出葉があり、花の時期にも残ります。茎葉の基部は耳状に張り出して茎を抱きます。頭花は舌状花は白色あるいは淡紅色で、筒状花は黄色で長径2㎝ぐらいです。蕾の時は、花序全体が下向きです。よく似たヒメジオンは、茎がより高く茎は空洞になっていません。蕾は下向きにならないです。