仁清色絵若松向付

<金彩の幹>

真冬でも青々と葉を茂らせる若松は、門松の飾りには欠かせません。新年に使う器にも若松が配してあります。料理は、真鱈の白子を使った雲子豆富です。

新年のうつわは「仁清色絵若松向付」です。新芽の部分は鮮やかな緑釉を使い、幹の部分が金彩が使われています。小さいながらも品があり幕の内にふさわしい器です。