
沢蓋木(サワフタギ)は、宇奈月の山の斜面に自生する、ハイノキ科の落葉低木です。
沢を蓋をするように茂るのでこの名前が付きました。
別名は、錦織木(ニシゴリ)で、灰汁を紫根染めに用いたことに由来します。
樹高2m前後で、よく分岐し、葉は楕円形で両面にざらつく短毛があります。
5~6月、新枝の先に円錐花序をつけ、多くの小さな白花が開きます。
花冠は深く5裂し梅の花に似て、雄蕊は多数で花冠より長くなります。
歪んだ球形の石果は、瑠璃色で秋を彩ります。
沢蓋木(サワフタギ)は、宇奈月の山の斜面に自生する、ハイノキ科の落葉低木です。
沢を蓋をするように茂るのでこの名前が付きました。
別名は、錦織木(ニシゴリ)で、灰汁を紫根染めに用いたことに由来します。
樹高2m前後で、よく分岐し、葉は楕円形で両面にざらつく短毛があります。
5~6月、新枝の先に円錐花序をつけ、多くの小さな白花が開きます。
花冠は深く5裂し梅の花に似て、雄蕊は多数で花冠より長くなります。
歪んだ球形の石果は、瑠璃色で秋を彩ります。
針槐(ハリエンジュ)は、宇奈月の黒部川沿いに生えるマメ科の落葉高木です。
直幹性で樹高は20m位まで成長します。
葉は、長さ20cmぐらいの奇数羽状複葉で互生します。基部に1対の棘があります。
新梢の葉腋に総状花序を垂れ下がらせ、白い蝶形花を多数つけて甘い芳香を放ちます。
北米原産で日本には明治6年(1873)年に渡来し、各地に移植されました。
根粒菌が窒素固定するため、やせた土地でも成長が早く、よく増えます。
最近では黒部川の河原での増殖が目立ち、別名ニセアカシアと呼ばれ、詩や歌謡曲にうたわれているアカシアです。
花から上質な蜂蜜が採れることから、有用な蜜源植物となっています。
ちなみに蜂蜜王国の長野県では74%の蜂蜜がこの花から生産されています。