鴻雁北(こうがん かえる)

<舟川べりの桜並木>

4月10日から七十二侯は「鴻雁北(こうがん かえる)」で二十四節気「清明」の次侯。日本で冬を過ごした雁は列をなして北へと帰って行く頃である。雁が越冬のため日本へやってくるのは二十四節気「寒露」の初侯で七十二候は「鴻雁来(こうがん きたる)」である。すなわち10月8日である。それから半年の間越冬する。

「清明」を迎えると空が明るく澄んで、草木が芽生える。雪国の桜は満開を迎える。富山県朝日町の舟川べりの桜並木は雪を纏った後立山連峰を背景に美しく輝く頃だ。冷たい川風と雪解け水が流れる舟川が桜の花で覆われる早春のひと時である。桜が散ると田圃に水が張られ、田植えの準備が始まる。

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