山蛍袋(ヤマホタルブクロ) キキョウ科

<長野県側は山蛍袋>

山蛍袋(ヤマホタルブクロ)は、黒部峡谷・日電歩道の切り立った崖沿いに自生しているキキョウ科の多年草です。

宇奈月温泉周辺では白色の蛍袋(ホタルブクロ)が道路沿や山道の日陰になるところで自生しています。 蛍袋は萼と萼の間に上に反り返った付属片がありますが、山蛍袋は付属片がなくすっきりとした萼です。 花は色つきのものが多く、釣鐘型で先端部が5裂しています。 小雨に濡れた花は下向きなので、昆虫達の絶好の雨宿りの場所になります。

国道148号線を糸魚川から白馬方面へ走ると、花の色が白色から淡紅色に変わるのが観察できます。