衣笠草(キヌガサソウ) ユリ科

<大形の亜高山植物・衣笠草>

衣笠草(キヌガサソウ)は、宇奈月の亜高山の沢沿いに自生する、大型のユリ科の多年草です。

根茎は太く塊茎となり、丸くて太い茎は1本直立し、高さが30~70cmぐらいになります。葉は、茎の先に7~10個、輪生し、倒卵状楕円形で大きいもので長さ25cmにもなります。

茎頂に1花を、上向きに咲かせます。花の色は花弁状で黄白色から淡紅色になり、最終には淡緑色になります。