祥瑞写兎文六寸皿

<吉祥文の兎文>

雅膳の強肴は山海の珍味で、地酒を楽しむアテとなります。ナマコの卵巣を干した干口子と鮑の旨煮はお酒が進みます。

季節のうつわは「祥瑞写兎文六寸皿」で、昭和初期に有田で作られたものです。兎は神聖な動物で瑞祥な動物とされてきました。従って兎文は吉祥文とされてきました。この器の本歌は「祥瑞兎文輪花皿」です。