霜止出苗(しもやみて なえいずる)

<詩の道遊歩道を彩る花桃>

4月25日から七十二侯は「霜止出苗(しもやみて なえいずる)」で二十四気「穀雨」の次侯にあたる。朝晩の厳しい冷え込みは緩み、霜が降りなくなる頃という意味。

この侯を迎えると農家では田植えの準備に取りかかり、田に水を張る。満面の水面には、雪を纏った黒部の山々と新緑の里山が美しく映り込む。山居村の屋敷はまるで浮城のように見える。

宇奈月の詩のみち遊歩道の花桃が見ごろを迎えた。赤や白やピンクの花が遊歩道を彩る。延楽の館主が案内する早朝ウォークのコースでもある。遠くに臨む新山彦鉄橋にトロッコ電車が通ると、その走行音が峡谷に響く。ひんやりとした峡谷の風を感じながら出かける早朝の1時間。萌葱色の山の色合いに心が癒される。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です