
和食は世界文化遺産に登録されてから、海外のお客様から注目を集めています。料理に使われる食材や器に対する期待も、年々高まります。器も、染付を中心に磁彩、陶彩、赤絵などが人気があります。とりわけ金彩は人気が高いです。
雅膳の一皿は「金彩乱菊蓋向」です。菊の花びらを金彩で施してあります。とても華やかな器です。重陽の節句は菊を食します。
和食は世界文化遺産に登録されてから、海外のお客様から注目を集めています。料理に使われる食材や器に対する期待も、年々高まります。器も、染付を中心に磁彩、陶彩、赤絵などが人気があります。とりわけ金彩は人気が高いです。
雅膳の一皿は「金彩乱菊蓋向」です。菊の花びらを金彩で施してあります。とても華やかな器です。重陽の節句は菊を食します。
9月1日に紅津和井蟹が解禁となり、市場を赤く染めています。その一角に並べられているのが毛蟹です。富山湾の毛蟹は、刺し網や底引きでかかります。味噌は格別の旨味がありますが、漁獲量が少ないので高価で取引されます。
季節の器は、「伊羅保割山椒」で番浦史郎の作品です。山椒は春に小さな黄緑色の花が多数開花します。雄花は希少価値の花山椒として食用にされ、雌花は実山椒として使われます。その果皮は芳香を有します。果実は初め緑色ですが秋になると赤く熟し、裂開して中から黒い光沢が持った球形の種子が出てきます。その裂開した形が割山椒の器です。小鉢や珍味入れによく使われます。
9月9日は、重陽の節句です。重陽の節句は平安の初めに中国より伝わりました。古来中国では、奇数は縁起が良い陽数で、陽数の最大値である9が重なる9月9日を「重陽」と呼び、節句の1つとしました。
菊は、仙境に咲く霊薬として、邪気を払い長寿の効能があるといわれていました。別名「菊の節句」とも呼ばれ、菊を身近に感じる日でもあります。
9月7日から二十四節気の白露に入り、秋めいてまいりました。富山湾の魚介類が一段と身がしまり、味も濃くなります。匠膳のお造りです。
季節の器は、「色絵白菊向付」です。菊を愛でる「観菊の宴」もいいかもしれません。お酒は、ひやおろしのぬるめの燗がおすすめです。