虎杖(イタドリ)は、宇奈月の日当たりのよい山野に生えるタデ科の多年草です。
地中に根茎が長く伸びて木質化し、各節から芽を出し、中空の太い茎を伸ばします。
葉は広卵形で先は細く尖り、基部は浅い切形で互生します。
夏から秋にかけて、上部の葉腋から花穂が伸び、複数状に白色の小花を付け、花弁がなくて萼片があります。春先の芽は、山菜として食されます。
2024年10月
色絵楓葉文蓋向
肌寒さが増してくると、富山湾の甘鯛が美味しくなります。秋の山海の恵みと湯葉を使った甘鯛東寺蒸しです。秋分を迎えると夜も少しづつ長くなります。
季節のうつわは「色絵楓葉文蓋向」です。
黒部峡谷では楓の種類が多く見られます。板屋楓、瓜楓、瓜膚楓、麻幹花(オガラバナ)、羽団扇楓、山紅葉など。春の新緑は萌黄色、夏は緑、秋は黄色や赤に、季節によって色の変化を楽しませてくれます。