青白渦文硝子向付

<地元作家の作品>

 富山は明治、大正期に手作りのガラスの薬瓶製造が盛んで、多くのガラス職人がいました。富山大空襲により廃墟と化します。容器はガラスからプラスチックに用途が変わっていきます。その後、富山市が「ガラスの街」を目指し、人材育成や産業・芸術振興に力を入れ、現在では多くの作家が活躍しています。
料理は、季節感が大切です。ガラスの器には料理を生かしてくれるものが多くあります。夏の料理によく使います。

匠膳の小付は、焼鮎と糸瓜素麺です。焼鮎で取った旨味出汁でお召し上がりください。
季節のうつわは「青白渦文硝子向付」で地元作家の作品です。
清流を思わせる涼しげな器です。