
4月20日から二十四節気は「穀雨」となります。
暦の上では春と言うのは、二十四節気の「立春」に始まり「穀雨」で終わりを告げます。「穀雨」とは、春雨が百穀を潤す事から名付けられ、種まきや田植えの準備の目安となります。変わりやすい春の天気もこの頃から安定し、日差しも徐々に強まります。
七十二侯は「葭始生(あしはじめてしょうず)」で「穀雨」の初侯となります。水辺の葭が、芽吹き始める頃という意味です。黒部峡谷は、萌黄色に染まり黒部奥山ではブナの峰走りが現れる頃となります。
冬期間運休していた黒部峡谷鉄道は、例年より積雪が多いので一部区間運転となります。
4月20日から黒部川第二発電所がある猫又までの約10㎞の部分運転となります。宇奈月の源泉のある黒薙駅は手前になります。
欅平までの全線運行および黒部宇奈月キャニオンルートの一般開放については、能登半島地震による落石で鐘釣橋が損傷し、その補強と落石対策の工事が終わり次第運行されます。本年秋口の運行予定となります。最終案内は7月に発表予定です。
深いV字峡谷を刻んで流れる「穀雨」の黒部川は、山々の雪解けが進み、水量を増しながら激流となって富山湾へと流れていきます。黒部の峡谷に吹く風はまだ冷たく、時折山桜の花びらを運んできます。森羅万象の緑は、訪れる人々の心を癒してくれます。
