峰薄雪草(ミネウスユキソウ) キク科

<日本版エーデルワイス>

峰薄雪草(ミネスユキソウ)は、宇奈月の高山の岩場や草地に生えるキク科の多年草です。唐松岳、白馬岳、旭岳、清水岳の登山ルートで見かけます。別名、白馬薄雪草(シロウマウスユキソウ)で知られています。

茎は高さ20~40cmとなり、葉は披針形で長さ4~6cmで無柄で両端は尖り、裏面は綿毛で白く、互生します。茎頂で短い枝を出し、白綿毛に覆われた苞葉の間に7月ごろ多数の頭花をつけます。頭花は綿毛に覆われた細い3裂の総苞片に囲まれて、頭花の周辺部には雌花が、中心部には両性花を付けます。

和名は、白い綿毛に覆われた状態を薄雪に見立てた事に由来します。