
4月15日から七十二侯は「虹始見(にじはじめてあらわる)」で、二十四節気「清明」の末侯となります。
萌える山野を背景に驟雨一過、虹が出始める頃という意味です。
春の虹は、夏の虹に比べると幻想的で、淡くたちまち消えてなくなります。
立山黒部アルペンルートは、本日4月15日から全線開通となります。
一番のハイライトは雪の大谷で、雪壁は高い所で20mに達します。
標高2450mの立山室堂平は、世界でも有数の豪雪地帯です。
とりわけ室堂付近にある大谷は、吹き溜まりになるので特に積雪が多くなります。
立山黒部アルペンルートは、富山県立山町の立山駅と長野県大町市の扇沢駅とを結ぶ交通路で、総延長37.2kmの国際的にも大規模な山岳観光ルートです。
ほんどが中部山岳国立公園内で、 雪に覆われた北アルプスの名座は神々しく輝きます。
これと並行する新たな山岳観光ルート「黒部宇奈月キャニオンルート」は、宇奈月温泉から黒部ダムにはいるるーとです。残念ながら能登半島地震の影響を受け、一般開放は来年以降となります。
富山の山岳観光に新たな魅力と、コースの選択肢が加わります。