弟切草(オトギリソウ) オトギリソウ科

<儚い一日花>

弟切草(オトギリソウ)は、宇奈月の日当たりのよい山野や道端に自生するオトギリソウ科の無毛の多年草です。朝露に濡れ、緑鮮やかな葉には、銀色に輝く水玉がいくつも光っています。

茎は円柱形で、葉は広披針形で対生し基部は茎を抱き、葉身には黒い小油点が散在します。枝先は2出葉集散状花序となり、小さな黄色い一日花を次から次へと開花させます。

花言葉は秘密と復讐で、秘伝の薬の秘密を漏らした弟を、兄が切ってしまうという民話から命名されています。古来、薬草として珍重されたので、薬師草や青薬とも呼ばれています。全草を天日干ししたものを生薬では小連翹(しょうれんぎょう)と呼び、鎮痛効果や神経痛や痛風の痛みに効く入浴剤として使われます。

園芸品種の錦糸梅(キンシバイ)や美容柳(ビョウヤナギ)もオトギリソウ科です。河原撫子や水引などと生けると夏の風情を楽しむことができます

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