瑠璃硝子小鉢

<白海老(シラエビ)のお造り>

4月1日、白海老漁の解禁です。体長7~8cmの透明で淡紅色の小さな海老は、富山湾の宝石とも呼ばれています。地元ではシラエビ、ヒラタエビ、鼈甲(べっこう)海老と呼んでいます。

主な生息地は、富山湾の奥部に位置する新湊市の小矢部・庄川海谷、富山市岩瀬沖の神通海谷、水橋沖の常願寺海谷の3カ所だけです。海谷とは、海底の峡谷で、海底の湧水によってできたという諸説もあります。
海谷で真水が湧き出している一帯です。

料理方法は、お造り、昆布締め、唐揚げ、かき揚げ等があり、その他にそうめんの出汁にも使われます。 今回のおすすめはお造りです。

季節のうつわは「瑠璃硝子小鉢」です。透明感のある白海老は、ガラスの器を使うことによって神秘的な美しさになります。