玄鳥去(つばめさる)

モーツアルト音楽祭

9月17日から七十二候は「玄鳥去(つばめさる)」で、二十四節気「白露」の末侯となります。春に日本へやってきた燕が暖かい南の国へ帰る頃という意味です。

19日は秋彼岸の入りで、暑さ寒さは彼岸までと言いますが、今年は暫くは暑い日が続きそうです。今年は、燕がやって来きたのは七十二候の「玄鳥至(つばめきたる)」で、4月5日でした。宇奈月温泉街を飛び交う燕は、尾羽が短くやや小形の岩燕です。

岩燕が去る頃に、宇奈月温泉で毎年モーツアルト音楽祭が行われます。今年は、9月16日、17日の2日間行われ、温泉街がモーツアルトの音楽に包まれます。自然豊かな山間の出湯ならではの情緒です。これからは秋が徐々に深まり、月影彩かな好季を迎えます。