ホタルイカ

ホタルイカ漁も最盛期を迎え、富山湾も春らしくなってきました。

朝獲れの新鮮なホタルイカをボイルして山菜と酢味噌で和えます。山菜はこれから沢山の種類が芽吹きます。

雪の下の蕗の塔、早蕨、コゴミゼンマイ、蕗の他に菜の花、水菜、クレソンなども春の香りです。

これから一段と味が冴えてきます。

向付・乾山写桜絵

<桜鯛の炊合せ>

3月25日から七十二侯は桜始開(さくら、はじめてひらく)で、二十四節気の春分の次侯にあたります。桜の開花が話題になり、桜餅が和菓子屋の店先に並ぶ頃でもあります。

富山湾ではホタルイカ、サヨリ、アイナメ等が獲れ今旬です。桜の季節は何といっても桜鯛が美味しくなります。雅膳の一皿は、桜鯛の炊合せです。添える新牛蒡も春の香です。

季節の器は、向附・乾山写桜絵です。器でも桜が味わえます。

白えび料理

富山湾に春の訪れを告げる白えび漁は、4月1日から解禁。富山湾沖合2kmから3kmで河川延長地帯が漁場となっている。漁法は底引き網で小型漁船。

白えびは淡いピンク色で富山湾の宝石と呼ばれる。その料理方法も多彩で、お造り、唐揚げやかき揚げ、つみれ鍋、釜飯など延楽「春の膳」でご賞味あれ。

地酒は館主お薦めの勝駒純米吟醸、千代鶴純米吟醸、黒部峡大吟醸、羽根屋大吟醸、苗加屋純米大吟醸。

ホタルイカのお造り

雪を頂いた立山連峰が美しく映える春の富山湾。波打ち際が青白く幻想的に光り出すと、富山湾の春の風物詩「ホタルイカ漁」の始まりです。

ほたるいか料理の中でもお造りは絶品で、甘みがあり歯ざわりの良い食感は格別です。地元漁師愛用の特別醸造のお醤油におろし生姜で召し上り下さい。

桃形向付・仁清色絵桃絵

<才巻と春野菜の炊合せ>

3月10日から七十二侯は、桃始笑(ももはじめてさく)で二十四節気の啓蟄の次侯にあたります。桃の蕾はふくらみ花が咲き始める頃という意味です。

宇奈月の里は、まだ寒さは残るが一雨毎に春が近づいてくるのが感じられます。かつてこの地は、桃の木が沢山生えていたので桃原と呼ばれていました。

郷土史研究家の野島好二氏によると、奈良時代にこの地に神武天皇の御陵があると聞いて、当時の国司であった大伴家持がこの地を訪れたという言い伝えがあるとか。

雅膳の一皿は、今が旬の才巻と春野菜の炊合せです。
季節の器は桃形向附・仁清色絵桃絵です。桃の形の器は卓上を華やかにしてくれます。

蓋向・色絵金彩福禄寿

<地魚と春野菜の炊合>

雅の膳の温物は、地魚と春野菜の炊き合わせです。 本日は、甘鯛とおろし蕪と若竹の焚き合わせです。

甘鯛の旨みに、蕪の甘味、加えて若竹の爽やかな香りと上質な出汁は、すべての食材を引き立たせてくれます。

季節の器は、蓋向・色絵金彩福禄寿です。 華やかな器で、早春の味をお楽しみください。

向付・白楽梅形

<白海老の湯葉巻>

2月8日から七十二侯は、黄鶯睍睆(こうおう けんかんす)で、二十四節季の立春の次候にあたります。春を告げる鶯が鳴く頃と言う意味です。その年の最初に聞く鶯の声が初音です。

強い寒気が流れ込む中ではありますが、各地の象台が、梅の開花宣言を発表するのもこの頃です。 梅の香りを思い浮かべながらいただく一品は、白えびの湯葉巻です。程よい塩梅の延楽特製の煎り酒で合わせていただきます。合わせる地酒は、千代鶴の恵田です。

季節の器は、向附・白楽梅形です。