早朝ウォークで見つけた山野草【葛の花】

kuzu.jpg
 大木や山の斜面を覆い尽くす【葛の花】

葛は宇奈月のいたるところで目にするマメ科の蔓性大型多年草です。
根から葛粉や漢方薬の葛根をとったり、茎の繊維から葛布を織ったりした身近な植物で秋の七草の一つです。

ひと夏でまわりの木々を覆い隠すほど生命力が強く、宇奈月のいたるところで勢力を伸ばしています。
おそらく若芽のときに餌として食るノウサギ等の小動物がいなくなった為ではないかと思います。

最近、早朝ウォークで猿が葛の花を食べているのを目にします。

葛の花は、色の変化を楽しめます。
最初は薄紅色、それから濃い紅色になり赤紫、紫と変化していきます。

花が終わると、豆のさやに変わります。
宇奈月の山は、日一日と秋の気配を感じさせます。

山野草が楽しめる宿 延楽

早朝ウォークで見つけた山野草【独活(ウド)】

udo.jpg
花の形が花火のようで夏らしい【独活(ウド)】

独活(ウド)はウコギ科の多年草で、茎頂に小さい白い花が球状の花序をなし群がっていて、まるで花火大会のクライマックスのようです。
宇奈月の湿った傾斜地に多く見られます。

春の芽吹いたころの茎は、鮮烈な香りも強く、山菜の王者として人気があります。若葉や若芽は山菜の天婦羅に欠かせない存在です。
アクの強い皮はキンピラにするとおいしくいただけます。

大きくなると食用にも木材にも適さないことから「ウドの大木」という慣用句に使われています。

根は生薬の独活(ドッカツ)で解熱剤として用いられます。

山野草が楽しめる宿 延楽


 

早朝ウォークで見つけた山野草【大花独活】

oohanaudo.jpg
    花びらが蝶の形をしている【大花独活(オオハナウド)】

大花独活(オオハナウド)は、宇奈月の山地の湿った斜面に咲くセリ科の多年草です。

開花時期がハナウドよりも遅く、高地に咲きます。
下界では猛暑が続く8月、冷たい雪解け水が流れている涼しい沢沿いでよく見かけます。

白い花は、5弁花ですが外側の花弁だけが細長くて大きいので、まるで蝶が羽を広げているかのようです。

オオハナウドは山菜として人気の高い独活(ウド)の仲間です。
この他にもハナウド、シシウド、ホソバシシウドやヤマゼリなど多くのセリ科の植物が分布します。

夏空の青さにオオハナウドはとても似合います。

山野草が楽しめる宿 延楽

早朝ウォークで見つけた山野草【九蓋草】

kugaisou.jpg
  山の斜面の木陰に咲く【九蓋草(クガイソウ)】

九蓋草(クガイソウ)は、宇奈月の山の斜面の木陰を好むゴマノハグサ科の多年草です。
7月から8月にわたり川の崖っ淵や、山の斜面に多く見られます。

茎頂に長い総状花序をつけ、多くの花が密集しています。
花冠は筒状で花糸が紫色なので花穂全体が青色に見えます。

葉は輪生し5枚、7枚と奇数が多く、何節も付くことから九蓋草と名付けられました。

青い蕎麦菜や紅色の下野草とともに、爽やかな高原の風に揺れながら天然の花壇を作っています。

山野草が楽しめる宿 延楽

早朝ウォークで見つけた山野草【金水引】

kinmizuhiki01.jpg
日当たりのいい道端で黄金色に輝く【金水引】

金水引は宇奈月の道端でよく見かけるバラ科の多年草です。
花がミズヒキとよく似て、しかも黄色であることからこの名前がつきました。
ミズヒキは、タデ科の植物なので金水引とは全く種類が異なります。

9月下旬、花が終わり種子になります。
その種子には鉤状のとげがあり、これが動物の体につき広範囲にわたり分布されます。

金水引は、別名龍牙草と呼ばれ、漢方では口内炎や下痢止めに効くとされます。

宇奈月の林中では小型のかわいい朝鮮水引も見られます 。

山野草が楽しめる宿 延楽

早朝ウォークで見つけた山野草【雄たから香】

metakarakou.jpg
   雌たから香より大きなな【雄たから香】

雄たから香は、雪解け水が流れている沢沿いに多く見られるキク科の多年草です。
蕗のような大きな葉が特徴で、冷たい水が流れているところを好みます。

大きな茎の上部に頭花を総状につけ、下部から上向きに咲き上がり終わると点頭します。
登山中、水を求めて沢に入ると見事な黄色い花についつい見とれてしまいます。

小型の雌たから香も沢の上流部で見かけます。

山野草を楽しめる宿 延楽

早朝ウォークで見つけた山野草【蝦夷紫陽花】

ezoazisai.jpg
 山道沿に咲く碧色の花が目に染る【蝦夷紫陽花】

蝦夷紫陽花は、宇奈月の山中に生えるユキノシタ科の落葉低木です。
特に北海道から北陸にかけての日本海側に多く見られます。
故に、原種の山紫陽花が豪雪に埋もれ越冬する間に変化したのではと考えられています。

名前の由来は、北海道で多く見られるからだそうです。

蝦夷紫陽花は先梢に多数の青紫色の両性花を開かせます。
周りには額片が大型化した装飾化をつけます。

場所によっては、紅色の仲間も見られます。

山野草が楽しめる宿 延楽